1.業務内容
活動テーマ
沖島は、近江八幡市の対岸から約1.5kmに浮かぶ琵琶湖最大の島であり、日本で唯一の淡水湖内の有人離島です。人口はおよそ220人で、島民の約5割の方が漁業に従事されています。
近年、外来魚の増加や水質悪化等により漁獲高が大幅に減少しており、漁業後継者の不足、若者の島外流出や島民の高齢化が大きな問題となり、空き家も増加しています。
このような状況を背景に、2013年7月に離島振興対策実施地域の指定を受け、島民が一丸となって島の振興に取組むため、沖島町離島振興推進協議会を設立し、持続可能な島づくりに取組んでいます。
この取組みの成果もあり、沖島を訪れる観光客は、年間で約26,000人となるなど、10年間で倍増しています。
沖島と島外を結ぶ交通手段は、沖島町自治会が運航するおきしま通船があり、1日12往復運航しています。しかし、船長の高齢化や担い手不足、年々増加する観光客の受入体制が整備されていない、といった課題にも直面しています。
そこで、島民の生活に欠かせない公共交通であり、観光客が利用する通船の維持継続を行っていくために、運航業務に関わりながら、運営方法やサービス向上等の検討を通して、沖島の魅力発信を行っていただく「地域おこし協力隊」を下記のとおり募集します。
内容
- 船長候補者の確保や移住促進にかかる情報発信、啓発活動に関すること
- 通船事業の利用促進に関すること
- 通船事業の運航業務及び運営に関すること (通船の船員業務 週3日程度)
まずは2級船舶免許を取得していただきます。そして、自治会が運航する「おきしま通船」の船員として運航業務に関わりながら、通船の空間を快適にしたり、サービスの向上を検討したり、運営方法の見直しを行うなど、通船事業の発展に向けて、あなたのアイデアと行動力をフル活用してください。
空いた時間では、移住促進にかかる情報発信や啓発活動を行ってください。
沖島には、現役の協力隊やOGもいるので、活動の相談にものっていただけます!
募集人数
2名
そのほか、募集に関する詳細は近江八幡市Webサイトからご確認ください