
「地域エネルギー×地方創生」─長浜から始まる、新しい挑戦─
豊かな自然・文化・便利な暮らしが魅力の長浜市
滋賀県北部に位置する長浜市は、自然と歴史、そして人と人のつながりを大切にする文化が息づくまちです。都市部からのアクセスも良く、利便性と自然のバランスに優れています。
さらに、民間の力を活かしたまちづくりが根付いており、「自分たちのまちは自分たちで創る」という意識の高さが特徴です。
曳山祭りや黒壁スクエアに代表されるような取り組みも盛んで、市民が主体となって地域を支えています。
そんな長浜市で、今、新たに「地域エネルギー・ゼロカーボン」を切り口に、地域の元気を生み出す挑戦が始まろうとしています。
地域エネルギー・ゼロカーボンで地方創生
ゼロカーボン・地域脱炭素は、環境問題というだけではありません。産業競争力、地域経済、農業の多角化、住宅や交通の再設計等、まちのあり方を根本から見直す「地方創生の切り札」として注目されています。
長浜市では、「地域エネルギー・脱炭素」という分野で、地域のエネルギーに関連する会社の育成をしていきたいと考えています。また、農業・工務店・農業等の地域を支える産業において、脱炭素関連のチャレンジを促していきたいと思っています。
そこで、このたび地域を巻き込んで変革を進める「地域エネルギーコーディネーター」を地域おこし協力隊として募集します。3年間の任期中に、地域における脱炭素の取組を加速させるための企画を行っていただく予定です。

活動のイメージ
【Step1ヒアリング】(~半年程度)
まずは地域を知ることから。地域で活動するエネルギー会社、市民団体、企業、他地域のキーパーソンなど、多様な人たちと対話しながら、長浜の土壌を理解していきます。
【Step2:企画・ノウハウ蓄積】(半年~2年目)
地域内外のプレイヤーと連携し、横のつながりを生むイベントや勉強会を企画・開催。エネルギーに関する知識や実践的なノウハウを自ら学び、共にプロジェクトを動かすことで経験を深めていきます。
【Step3:地域脱炭素事業の実践】(2年目~3年目)
地域エネルギー会社や地域の企業・団体等と連携して、地域の困りごとを解決するような取組や事業のコーディネートを行います。
(例)
・空き地や農地を活かした太陽光発電事業の実践
・太陽光発電+蓄電池+住民連携による防災体制の強化
・ごみ発電による地産地消型の電力供給モデルの構築
・工務店や学校が連携した断熱改修の拡大
・木質バイオマス資源を活用したエネルギー活用の実証
【Step4:自分に合った働き方】(任期終了後)
活動を通して地域とのつながりと専門性を身につけ、任期後は地域エネルギー会社や意欲的な企業への就職、新規事業の立ち上げなど、個々の想いに応じた多様な道が拓けます。

本募集の3つの推しポイント:任期終了後に繋がる活動】
1:任期終了後に繋がる活動
地域には意欲的な企業が多く、エネルギー関連の人材需要も高まっています。任期中に人脈・ノウハウを築くことで、その後も安心して地域で暮らし働くことができます。
2:活動期間中の手厚い活動サポート
市内には多くのキープレイヤーが活動しており、協力隊が孤立せず自然に地域とつながれる環境があります。市役所や地域団体との連携を通じて活動を後押しします。
3:暮らしやすい「ちょうどいい」まち
便利で、自然も文化も豊か。都市部へのアクセスも良く、長浜を拠点に他地域と連携する活動もしやすいです。多くの協力隊OBが定住・活躍しています。
- 人と接することが好きな方
- 地域で新しいことに挑戦してみたい方
- 地域エネルギーや脱炭素の分野に関心がある方
- 地域ビジネスに携わってみたい方
「田舎でのんびり」より、「地域の未来に挑戦したい」人にぴったりの環境です。
募集概要
長浜市Webサイトより応募要項をご確認のうえ、ご応募ください。
お問い合わせ
長浜市市民生活部環境保全課ゼロカーボンシティ推進室
地域おこし協力隊担当 担当者:菅谷、桐畑
〒526-8501 滋賀県長浜市八幡東町632番地
電話:0749-65-6513 Fax:0749- 64-1437
E-mail:kankyou@city.nagahama.lg.jp